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空室対策 コンセプト物件で『差別化』を狙う

「空室対策」には差別化が効果がある。なぜ差別化が必要なのか?それはズバリ「入居者さんに選んでもらうため」。そのためには人と違う戦略を取る必要があります。人と同じことをしていては人を同じ結果しか生まれません差別化の方法は「ターゲットを絞ることです」。「コンセプト物件」は、ターゲットを絞り込んだ、効果が高い戦略。その例をご紹介します。

女性専用マンション

防犯意識が高く、穏やかに暮らしたい女性がターゲット。
特に近隣や沿線に女子大がある場合に高い効果が見込めます。

必要な設備は「セキュリティ」関連。オートロックは必須。防犯カメラは「死角なく人の出入りを確認できる」ように、数台の設置がマストです。物件が1階の場合には、植栽などによる目隠しや窓シャッターがあった方がいいでしょう。

ガレージがある

ターゲットは、「車・バイク」を愛する人。ガレージはできるだけ広くし、愛車を思う存分、眺められるよう、隣接する部屋の壁を一面ガラス張りにします。ガレージの中に、洗車用の水栓あるとさらに魅力的です。

ガレージ物件を借りる人は、ビンテージ車や希少車、高級車を所有している方富裕層の方が多いので、多少家賃が高くても、すぐに申込みが入ります。他に同じような物件がないため、長期入居になる傾向があります。

防音室完備

楽器の演奏者やルームシアターを楽しみたい人がターゲット。需要が高いのに、とても数が少ないコンセプト物件です。特にグランドピアノを置ける賃貸マンションは、ほぼ皆無です。

近年では、家で、映画やカラオケを大音響で楽しみたい人が増えてきているので、さらに需要が高まりそうです。

厨房設備充実

家で料理を楽しみたい人がターゲット。普通の賃貸ではあり得ないキッチンにします。例えば「プロ並み厨房」。店舗で使うレベルのキッチンにし、心いくまで、料理を楽しんでもらいます。また、そこまでしなくてもシステムキッチンを新しくして、収納が多く、効果力のガスやIHの充実など、使い勝手のいいキッチンにすれば高い効果が見込めます。

ワンちゃん専用

犬と快適に暮らせるように工夫した物件。ドッグランがある物件は、愛犬といつでも運動することができるため人気があります。外に散歩に行った時のために、エントランス付近に足洗い場を設置します。袋の排泄物を、そこで捨てられるようにすれば、なお入居者さんは喜びます。また、他の住戸もみな犬を飼っているので、鳴き声などに関する苦情やトラブルは、一般的な「ペット可物件」より少ないです。

「猫共生物件」

当社は猫物件専門の不動産会社なので、「猫共生物件」をおススメしています。理由は「猫と安心して暮らせる部屋」が極端に少ないから。猫2匹可の賃貸物件は、募集全体のわずか0.5%、猫3匹可は、ネット上にはまずありません。

まとめ

高い効果がある「コンセプト物件」のご紹介でした。ターゲットとなる人の心に刺さる物件は、多少家賃が高くても、駅から離れていても大丈夫です。また、他に同じような物件がないため、長期入居が見込めます。長期入居は、一番の「空室対策」。ぜひ、ご検討ください。

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